ヘッホンオデオ雑記

ヘッドホンオーディオについてメモや思った事等を殴り書きします!

逢瀬AK4499DAC その真の実力

 9月に購入した逢瀬AK4499DACについて簡単なおさらいと時間経過の感想ですが、購入当初に素の音を確認しようと思い以下の構成で聴いてみました
 
床直置き、壁コンセント→ノーブランド3端子電源ケーブル
接続、汎用PC→ノーブランドUSBケーブル→付属ヘッドホン端子

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 素の音とは書いてみた物の接続している物のマイナス面の働きが多い気がしますw
とにかくドストレートな音でスーっと伸び、低域もかなり下まで出ます
ただ、音楽的には少し淡泊すぎて物足りないですが接続している物を考えたら
仕方ないかとw
前環境とそこまで遜色なく何を今までやってた感があるぐらい基礎能力高いです
この時点でポテンシャルが前任のDACを上回る音を出していました
入れ替え後にエージングも含めて大分と聴きこんでいましたので
そろそろ簡単な感想でもと思いました

 

 因みに下記が上記の状態との比較対象のシステム図になります
電源部は結構な力を入れてるのでこの部分の恩恵は大きいです

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 DAC入れ替え後はモヤっとした曇りがあった低域部分がとにかく見える見える
線の細かった高域の音に芯が通り、かすれて粉っぽい音だったシンバルの響きがより金属的な響きに変貌し、ボーカルと背景の音楽は前後感が出て自然な分離状態を感じます
輪郭を描いて浮き出るような不自然さがなく、とにかく音数が増えた時でも難なく描写しきる余裕がよいです
 低域にはまだ曇りはあるけれども、今見えてる部分からその先に見えるであろう部分の音が更なる期待を持たせてくれる!

  8月に強化した電源系統の効果によって素っ気なさは皆無、適度な肉付きと溜めが追加され躍動感のある音に浸透力が加わり一機に変貌を遂げ、音量を上げると空間の狭さはあるけれども、空気録音で聴けるような音の片鱗が見え始めて更なる深淵を除きたくなりました

 DACエージングについてはあまり期待していませんでしたが
さらに数日聴きこんで行くと少しずつ曇りがさらに解消されていくじゃないですか!
色々試していくとHPAのゲインも+12dBだったのを解除しDAC側の音量をMAXにしてHPAの音量下げる方が見通しはさらに良いです
 パワー売りのHPAでしたがDACの駆動力高すぎて普通に無駄になってる感ありますがインコネのSarumという音楽的要素を通す為に必要なので問題なしでw

 

 さらに、11月頭にあったアップデートによりさらに音の抜けがよくなりました
うちの弱点であるトランスポート部分を改善すればさらに良くなるのは目に見えていますのでまだ楽しみなDACなのは間違いないです