ヘッホンオデオ雑記

ヘッドホンオーディオについてメモや思った事等を殴り書きします!

2021年 総括的な奴

今年買った物をざっくりと

 

αゲル

SNシート

FX-AUDIO FX-D03J+

mogami2964

Matrix Audio X SPDIF2

Silver Running USB Booster

High Fidelity Cables Professional Series Double Helix Digital RCA Interconnect Cable

ifi audio i Power Elite 15V 3.5A

 

 昨年はかなり怒涛の一年でしたが

今年はとにかく地味ですが効果の高い物が多かった

大きな出会いの一つ

”αゲル”

これは使い処が難しいけど

うちの場合はケーブルメインなので非常に相性が良く使いやすいです

使う個数によって音の出方を調整できるのも大きい

誰かがいってましたが吸音という表現はかなりしっくりきますね

各ケーブルの活かしたい長所部分を上手く取り出して

丁度良い塩梅に落とし込めたのはとても大きいです

 

 次に挑戦したのがDDCですが実際には磁力導入が決まったのがキッカケで

入れてみると1音当たりの細かい情報量が上がった事は良かったですね

次に導入したHFCが強烈すぎて影が薄いのは確かですが・・・

しばらくたって思い直すと磁力ケーブルが前段の音を余す事なく伝えた結果

今の音なので貢献はしています

 

 そしてHFCの導入は正に革命で明らかにゲルと双璧をなす存在

DDCを導入した時も奥行きが出たかなという印象はあったけども

 

磁力導入前と後では奥行きがでるという認識に曖昧さがなくなって

磁前の経験を考えると奥行きを出すという事が如何に簡単にでない事がわかった

 

これは今年で一番大きな収穫の一つ

もう一つぐらいは追加導入してみたい気持ちになってるけど

先立つものがねぇ!

 

今年はとにかく弱点だったトラポ周りを強化出来たのはかなり大きかったです

去年までは割と疎かにしていたというかそこまで手が回りませんでした

しかしこの先に逢瀬のデジリコや光ブースターとかいう

またまた未知の製品がまっているというね・・・

 

今年は終わってみれば某所の言葉を借りるなら魔界化している状態ですが

来年は更なる進化を遂げる事は果たして可能なのか?・・・

そもそも磁力に先立つ物が吸われ過ぎたので大人しい年になりそうです

(去年も同じ事言ってたような気もするけど知らん!

 

 ちなみにパワーアンプ化はまだ思案中で試聴してからという方向へ

HPAの存在は大きいですがトラポ周りの改善で

大きく目標に近づいたのでまだ他に出来る事があるのではと考えています

 

 目標を脳内補正で捉えられる所に来たという点でかなり良いのですけど

補正の現実を見た時に何をすべきかと考えるとやはりケーブルですが

残念ながらここに近道はないw

他に出来る事やクリアしないといけない問題等

まだまだ沢山ありますので一つずつ地道にやっていくしかないですね

 

これだけやってんのに自由に理想の音が出ないってのもおかしいやろ!!

 

とたまにツッコミたくなるけどそれ以上にやってる人は多いので

嘆いてる暇があれば前進していくしかないのだ・・・

先は長い模様・・・

 i Power Eliteがやはり少し高域が粗くて気になってきました

付属のACアダプタの時にはヴィトロパームとアモルメットを

使用してましたがi Power Eliteでは敢えて外していました

取り合えず効果がありそうなのでヴィトロパームだけ使ってみる事にしました

 

 結果、高域の粗さが払拭された効果により

かなりフラットに近づいたようでバランスが非常によく聴こえます

どこか不足を感じなくて今迄よりも音量を少し下げれる

その分だけ空間も広く余裕が出来て非常に聴きやすい

音色的な傾向も大分と目標の音に近づいた・・・

(脳内補間込みならもういいだろと思ってしまうw

i Power Eliteの効果だけでなく同時に磁力も1000時間到達していたので

ここもかなり相乗効果がありそうです

磁力とi Power Eliteで漸くDAC導入初期に期待していた

曇りで見えなかった部分がかなり見えて来ましたね

 

 見えて来た事による課題はやはり低域です

とにかく粘りとキレ、そして一音当たりの情報量もまだ足りない

いつも手探りでなにを改善していくのが一番の近道かわからないw

HPA変更だけで足りるようなイメージは全くないです・・・

変更するにしても駆動力、瞬発力、制動力を圧倒的に上げる必要があり

ヘッドホンの限界を超えていかないと恐らく無理ですw

(音だけのイメージならダンダゴのパワーアンプ?w知らんけどw

しかし、低域のキレの部分はトラポ側の電源で改善したので

実際には全体的なアースを含む電源周りの強化も足りないと推測しているので

そこもさらに詰める必要がありそうです

 

 他にも問題があり安定化電源がDACのボリュームがフルだと

アラームが点滅するので+6dBを0dBにして使っています

200VAではそろそろ容量不足かも知れないです

現状は安定化電源→Titan経由で全ての機材の電源を取っている為

デジリコやパワーアンプを使う場合は確実にオーバーです

先立つ物がない為、繋ぎに安定化電源の変わりに

タップか絶縁トランスを挟む事になりそうですが

過去の実験から機材全てを必ずLeviathanを通すという

ルールさえ守れば問題なさそうと考えていますが・・・

DC電源漸く・・・

 磁力の落ち着きを待ちつつもやはり極端に気になる場所がある

そうトラポの電源です

後段のDDCもバスパワーでの供給となる為

トラポさんから頂く事になる

その電源がケーブル周りやらなんやら大袈裟にしておいて

未だに付属のACアダプタ・・・

 

 一発で最終回答か繋ぎを買うか

それすらずっと迷っていました

一時期は候補としてHDPLEXやダイトロンのスイッチング電源等を考えていました

結局辿り着いた答えがこれ

 

ifi audio i Power Elite 15V 3.5A

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 元々以前から気になっており最大電流大きさや瞬間的な電力供給等

自分がまさに欲しいと考えていたものでしたが

以前 i Powerを使用して特段よいと感じた事もなく

Eliteも発売当初に某氏の感想では高域側は粗いらしく歪ようで

i Defenderを使用していた時の事が思い出されifiの音傾向かなという印象でした

現状もどっちかというと弱い部分なので見送っていました

その後は実験により対策が施せばかなりのレベルになる事が判明したので

完璧な対策とはいかないまでもFX-AUDIOのフィルタでマシになるかと

思い踏ん切りがつきました

 

 購入時点では磁力も800時間に到達しているので

ここと合わさって何とも難しい評価になるかもと思っていましたが

高域は左程変わらず?・・・

低域側の遅れが緩和されスムーズになって聴こえる

という点が明らかな改善点で狙い通りの効果が非常に良いです

面白いのはやはり足元でコロコロ音が変わり

ゲル2段2点だけだと少し腰高になりすぎたので

ステンの丸板を間に挟んでやると丁度良い感じに落ち着きました

 

 

MORE MAGNETS – MAKE MORE MUSIC. by High Fidelity Cables

8月某日

悪魔の取引が成立していた・・・

 

DEMONOありますよ

 

この一言が今年の終わりを告げた

パワーアンプ化を前に溜めていたエネルギー以上の物を持って行かれてしまった

 

前の記事にワイヤレスユニットとデジリコの接続が可能かどうか

テストする為にDDCを試してみるといったな

あれは全部嘘だ

全てこいつを導入する為の下準備だ

 

High Fidelity Cables Professional Series Double Helix Digital RCA Interconnect Cable
(デモ機 ver)

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High Fidelity Cablesは近年はアクセサリで少しずつ認知が広まっている製品ですが

詳しくはググって調べてね!怪しい情報が満載だけどもG〇3とか〇プ〇ィマ〇ラ〇フ

とかと同類ではないので安心して下さいw

 

大きさがとにかくやべぇです、ただの同軸RCAの大きさではないです

はっきりいって邪魔・・・

元の持ち主さんはこれをパラ使いで繋いでたらしく

効果は高いらしいのですが邪魔で手放す事にしたらしいw

 

エージングというか磁力が完全に浸透するまでは大体1000時間ぐらい

とにかく挿しっぱなしにしておくだけで通電はしてなくともよいらしいです

 

音出し 雑感

1日目

音の輪郭が消えてとにかく広がる

そして滑らか

アナログ聴いた事ないけどそんなイメージ

かといって音を丸くしている様子はなし

音色的な物はほぼ変化してない感じがある

2日目

なんか昨日より音が曇ってる・・・

3日目

はぁ?めっちゃクリアなんやが・・・なんぞこれ・・・この先がさらにあるんか?

以後まきでお送りします

4日目 DACのFW更新の為、一旦リセット

5日目 音がよどんでる・・・・今日はもうええわ・・

6日目 戻って来た!

7日目 強い(確信

8日目 海苔音源とか鳴らせない方が悪いよねぇ?wwwww

9日目 徐々にだけど少しずつ曇りけして小さな環境音を拾い出してる・・・

以下省略

 

 400時間経過してわかった事

とにかく音の前後感を出すのが相当なレベルで

 

コンプ耐性が本当の意味で爆上がりします

 

SNの良さが由来なのか奥行きが広がって

圧迫感が減った事に寄る事が大きいように感じます

輪郭が消えるわりには定位がしっかりしていて

曖昧な感じがせず音像自体がより生に近くなるようですね

音圧高すぎの海苔音源とか文句がつけられそうなものでも

容易くいなしていきます

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 音色的な部分はクセがなく入れる前の傾向が活きてきますので汎用性が高い

うちの場合は他ケーブル達との相乗効果もかなり大きいと思いますね

取り合えず弱点になるような曲が大分と減りました

最大パワーの1000時間までまだ倍以上だけどどうなるか全くわからない状態w

ただ、今回良かった点については弱点であるトラポ周りに使用したので

クリティカルに効いてる部分が大きいと考えています

躍動感とか音楽成分は足りていましたが空間の狭さや自然さが足りないと

思っていたのでその部分を補うという点では文句なしのレベルで

効果あったので非情に満足度は高いです

色んな事を矯正していくので目標に対する課題が減る一方で

より明確になってきた課題の難題さに少し苦労する事になりそうです・・・

とりあえず1000時間まってそこからですね

 

αゲル外伝 SNシート

 すっかり忘れてたというか

まぁちょっとした物なんですけど

DDC購入前に手に入れてた物なんですが

αゲルと同じ素材を使った製品でSNシートとかいうのがあります

 

 うちはHPAのもう一つの心臓部ともいえる

ステップアップトランスが5mmの鉄板の上にDEVICE001(チタン)を使ってるんですが

割と大人しい音でキレがない原因の一つかと思ってました

最近になってアルミにすればよかったかなと少し後悔してます

(アルミ製の方がキレがあるような謳い文句があったので

使用されてる方は同社のアルミ製スパイク受けと合わせて

使う方が多いように見受けます

ただ、うちのステップアップトランスの大きさから

受け側を使う余裕がない・・・

どうしたもんかと諦めていたわけです

 

今ならキレをあげるならゲルでしょと思い立つも

ゲルを使った際は上手く支えきれず失敗に終わりましたw

ゲルのHPを見てたらSNシートなるものが載っていたので

これなら丁度、鉄板の下に引いたらどうだろうと思い購入してみました

 

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耐荷重事に製品名がわかれており

SN-15(最大荷重15kg)、SN-50(最大荷重50)等

今回は5-15㎏に対応したSN-15

使い方はシンプルで十字状に4つに切って均等な配置で使うようです

 

使用後はキレの向上は思った程効果はありません・・・

低域の伸びが良くなり重心が下がったので効果的には良好です

一番耐荷重の大きなものはコンポーネントにも使えそうなので

機会があれば追加購入してみようと思います

 

 

またもや撃沈

 トラポさんちょっとしたDDCと安物のケーブルで効果はあるけど

ノイズ音みたいな音が混じるのが気になってきたので

どうするか考えておりました

これはもうちょっと上の物買ってみるかぁと色々調べてましたのよ

偶然にも某氏が放出祭を行っており目に止まった物がありました

 

Matrix audio X-SPDIF2

 

 DDCを導入前にこれぐらいまでが限度かなと思っていた機種です

価格的にもそこまで高くなく、調べるとセルフパワーで動作、

サイズもコンパクトで後からさらに知りましたが削り出しボディ!

色々な面で掘り出し物でしたが少しだけ考えて、結局は飛びつくことにw

実は前日にtelos MacroQを買うか悩んで止めた所でしたw

 

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飛びついて買ってしまったが故に設置場所考えてなかった・・・

 

 

トラポの下でええやん!

アルミ削り出しで中々どっしりとした重みがあり

これなら下に引くのもありと思い

余っていたゲル4個を十字状に配置して設置

 

音出し

 FX-AUDIO FX-D03J+から変更後、若干あったSNの悪化を感じない

そしてわずかだけど奥行きが増えて、滑らかさもこちらの方がある

情報量はパッと聴きではあまりわからないが下がってないので

実質DDCなしよりは多く、音に変なクセもない

地味ではあるもの中々良い感じ、そして途中で聴こえたノイズっぽい音も消えた

ASIOも使えるし総合的に良い買い物をした!

 

が・・・自分の悪い癖で一部機材を更新するとその周りが気になって来る

せっかく最終送り出し部分が良くなってるのに間の劣化を放置してよいのか?

そんな疑問を抱いていたら某所のリセール品が目に止まる・・・

どういうタイミングやねんと嬉しさと怖さを感じながらポチッ!

 

 

 

 

Silver Running USB Booster

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これもTLで流れて来た公式リセール品

元々半額ぐらいだったのですが前に割引クーポンが当たってた事を思い出す

これはチャンス!

思い切って購入という流れw

んー物欲が止まらんのぅ・・・

まぁ今年は去年に比べて大した物買ってないけどw

 

さてDDCとの合わせ技はどうか

やはりというか

 

重心がいっきに下がり特徴的なのは弦楽器が若干前に出て来る

さらに低音の芯が少し太くなる

 

いいね・・・よい・・・

 

元のUSBケーブルが腰高傾向だったので重心が下がったは嬉しい

ボトルネックだったが故に費用対効果は大きいがおま環効果ともいえるかも

ここからゲル設置でのエージングでどうなるか楽しみ

 

ん?最終出力側の同軸貧弱すぎん?

それでええんか?ええのんか?

 

ちょっと何いってるかわかんないすねぇ

 

 

ようやく一安心

 DDCの様子見で長らく色んな曲を試しに聴いてて思う事が

ようやく自分が想像した環境作りの方向性で

間違ってなかったとなぁと思える鳴り方をしてきました

これも何度か考えた事があるのですが今回で確信できたと思います

 

 各自色んな考え方でオーディオのシステムを組む方がいるでしょう

自分は惚れた鳴り方をしている環境を聴いてどれだけ近づけるかという点で

重要視したのがケーブルだったわけです

 

 例えば仮に予算をリセットし機材を重視した買い替えを行っても

”良い音”になるかも知れませんが自分が聴きたい音とはかけ離れたもの

となっている事は想像に難くありません

但し、同じ方向性でより上位の物を手にする可能性は今後あります

 

 ケーブルの各社フラグシップは確かに底上げ的な物が強いですが

組み合わせによっては良さを潰しあう事になって全体のバランスが

崩れ返って変な音になりかねません

センスを問われる部分が大きいと思いますが自分は模倣なのでセンスはなしw

 

 途中でαゲルとの出会いもありうまくケーブルのパワーバランスが整った感じです

完全なコピーは無理ですが取り合えず近しい所へ落とせていっています

機材はとにかく色少なく高性能で駆動力が高いものへするというのも

そちらの方が自分の出来る範囲において最終的に近く出来ると判断した為です

 

 これから先も重要視していくのはケーブルとなるのは間違いないと思います

ただ、完全に同じ物を用意する事は不可能なので代替えとなる物を

どうしていくかというセンス問われていきます(怖い・・・

 さらに今までの積み上げた途中経過で別枠で欲しい要素も増えています

これは模倣していくうちに目覚めた自我でもあります

欲しい要素としてはある程度見据えてはいるので

後は一つずつ手を入れていくしかないですね

 

んーこれはちょっと先送りになりそう・・・

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